「どうしてセラピストになったんですか?」その1

良くご質問いただくので、(今日も聞かれた^^)

ここのページにも、簡単に経歴は載せてありますが…

改めて書いてみようかなと思います。

もともと、大学を卒業してから10年間、フツーの会社員だったわたし。

特に大学などで心理学を勉強していた訳でもないし、
よくセラピストさんのプロフィールにあるような
「昔から人にやたらと信頼され相談されるタイプでした」という訳でもなく(笑)

本当に単なるイチ営業職でした。

特殊な能力や資格や才能もないから、
ずっとこうして会社員でやっていくんだろうなと思ってたし
(一度転職はしてますし、転職する可能性はゼロじゃないとは思ってたけどさ)

個人事業主になって独立するなんて考えた事もなかったし

ましてやカウンセラー・セラピストになろうだなんて、
口に出した事もなかった。。。。

多分ね、2011年前半までの私に、
30過ぎた独身女性が、

「今ね、まったく何の資格もないし、経験もないし、知識もないし、
たいして貯金もないし、なんの保証もないんだけど、

いずれ会社員をやめて、
何か自分の好きな事をして
生きていきたいなって思うんだよね♪」

って言ったら

顔では笑って
「いいね~応援するよ!」って言ってたと思いますが

心の中では「ケッ」と鼻で笑っていたと思います。笑

「スキ~♪ とか ワクワク~♪ だけで
生活出来るんなら、誰も苦労しねーんだよっ!現実みろよっ!現実っ!!

家賃・光熱費・食費・誰が払うんだよっ!!

稼げない(or結婚しない)不美人に、生きる資格はないっ!!」

ぐらいの事を、どこかで思ってた。

あ、私ね、
「自分ブス病(自分はなんてブスなんだ!生きる資格ない!と落ち込む不治の病)」
を患っていて、
外見に対するコンプレックスが酷かったので、
顔や体型が美しければ価値があると思っていました。

美人だったら幸せに生きられるのにってずっと思ってました。

(写真を撮られるのは今でも超苦手です。ジドリは別ですが。)

周りの人が優しくしてくれたら
誰かが好きだと言ってくれたら

=自分には価値がある、と信じていたんですね。

自分で自分を認めて、自分で自分を愛するなんて
まったく出来ていない状態でした。

でも、2011年の春に、すんごい酷い腰痛になったんですよ。

これが今思えば一つの大きなキッカケでした。

それで、マジで痛すぎて歩けなくなって、仕事出来なくなったんです。
(7週間、休職しました。)

「仕事」だけが私の価値だったのに。

もちろん
整形外科も行きました。

(歩けないのでタクシーの後部座席に寝転がって行ってました^^;
病院に着いてからも寝転がってないといられないので、
長椅子で寝転んで診察待ってました。)

レントゲンも撮った
MRIも撮った
(痛み止めも2週間ぐらいはマジメに飲みましたよ)
 
整形外科に通ってもなかなか治らないので、
「そんなに痛いなんておかしい。
内臓疾患が隠れてるんじゃないか?」と上司に言われて、
内科にも行って、ありとあらゆる検査もしました。 


膀胱炎以外何も見つからず。。。。
(腰痛すぎて、トイレ行くのも辛かったので、
無意識に我慢してたら膀胱炎になってた。笑)

鍼灸治療とか
(今でもたまに行きます^^)

アロマセラピー

気功

カイロプラクティック

ゲルマニウム岩盤浴

「腰痛」に良いと言われるものは、なんでも試しました。

藁にもすがる思いで。

私、自他共に認める「がんばりすぎ症候群」を患っていました。

(※がんばりが「適度」なら、「努力家」で良いんですけどね…)

それは、人に認められる事を欲していたからなんですが。

色々頑張りすぎたから
身体からのSOS出て、
激しい腰痛になったんだなというのは理解出来ましたが

「仕事」が出来なくなるなんて、
生きる意味がないぐらいの衝撃でした。

 
結婚もしてない、子供も産んでない私が、
唯一他人に誇れる(?)ものが
「正社員でキチンとそれなりのお給料をもらっている」事だったので。

今思えば「それ」で周りから自分を守っていたんです。
 

「私は働いているから、ニンゲンとしての義務は果たしているから大丈夫」
(常に「世間一般」から見て合格か不合格か、自分も他人もジャッジしていました)

 
「忙しく働いているから結婚・出産してないけど仕方ない」
(恋愛が苦手な私をずっと責めてました^^;)
 

「これだけのお給料もらってるんだから、家事が出来なくても別に良いでしょ?」
(料理が出来ない事もずっと責めてました^^;)

という思考がありました。

でもそれって全部、自分を守ろうとする攻撃だったなぁと思います。

だって
私からみて「ちゃんと働いてない人」には
優しい目を向けられなかったし。

心の中で「もっとちゃんと仕事しろよっ!(むきーっ)」
って責めてました。

(仕事のクオリティが低いとか、会議に欠席するとか、今思えば些細?な事でもイラッとしてたし。
んで、もちろん大きなミスやカンチガイがあれば、ものすごく強~い怒りが渦巻いてました。笑
人によっては、怖かった…と思われてたかも、と思う。会社員だった頃の私^^;)

そしてその「冷たい目線」「責める目線」は、
他人を責めていると同時に、自分の事もずっと責めてたんですよね。

そりゃあ、生きるのが苦しかっただろうなーと
今ではほぼ他人事のような感覚ですが、そう思います。

浮かぶカモ

まあとにかく
腰痛でほぼ寝たきりになって
何をどうしたら良いのかも分からなくて
(ありとあらゆる治療を試すも、1か月ぐらい全く改善せずでした。)

ずーっとぐるぐるしてた私が
最終的にたどり着いたのが、

「サーノ博士のヒーリングバックペイン」という、
ニューヨークの整形外科医の先生が書いた本です。

(続く…)

「どうしてセラピストになったんですか?」その2
そもそも、子供時代の私は…

「どうしてセラピストになったんですか?」その3
腰痛が教えてくれた事…

「どうしてセラピストになったんですか?」その4
なんでこの「カウンセラーになりたい願望」が出てきたのかは本人にも謎…

「どうしてセラピストになったんですか?」その5
最終話。

「どうしてセラピストになったんですか?」その1」への4件のフィードバック

  1. ピンバック: 「どうしてセラピストになったんですか?」その2 | Love your truth  自分への愛

  2. ピンバック: 「どうしてセラピストになったんですか?」その3 | Love your truth  自分への愛

  3. ピンバック: 「どうしてセラピストになったんですか?」その4 | Love your truth  自分への愛

  4. ピンバック: 「どうしてセラピストになったんですか?」その5 | Love your truth  自分への愛

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