「仕事に対しての恐怖」

薔薇の咲く庭

継続セッションを受けて下さっているMさんからのフィードバックをシェア致します。
Mさん、いつもありがとうございます♪


今日は予定を早めていただいてのセッション、ありがとうございます。
3歳児の私のエコーのむくれっぷり、腐りっぷりを見て、
いやぁ本当に早めていただいて良かったと思いました。
  
今までのセッションでもかなり驚きの感情解放が起き続けていましたが
今日は本当に大きな大きな悲しみを解放することができました。
 
思わず口から出た言葉、
「ちえさん、こんな日が来るなんて…」
 
今もまだ、その気持ちの余韻にただよっています。

 
「今回のセッションのテーマは何でしたか?」

仕事に対しての恐怖。
クライアントさんに「合わなかった」「良くなかった」「失望した」と 
言われる・思われるのが怖い。
 
クライアントさんに対して責任を負うのが怖い。
そのために新規のクライアントさんを募集できない。

「今回のセッションで気づいた事、理解出来たコト、
その他何かお感じになった事などご自由にお書き下さい。」

始まりは仕事についてでしたが、
トークセッションでちえさんの質問に答えたり、想像しつつ 
感じた気持ちを話しているうちに、
 
「否定されるのが怖い」
 
という感覚に通じていると気付きました。
 
「否定されるのが怖い」というテーマに関しては、
2週間ほど前に自分で掘り下げて自己ワークしていたので、
ちえさんにそれを聞いてもらいました。

Q&A方式で、こんな自己ワークです。

Q否定されると、どんな気持ちになる?

A「やっぱり私のこと嫌いなんだね」

Q「〜だから、やっぱり私の事嫌いなんだね」の
「〜だから」の部分は何が当てはまる?

A「私もみんなの事嫌いだから」

この答えが出た時、同時に「みんなが大好き」という思いもあふれ出しました。
「私はみんなが嫌い」と「みんなが大好き」が
同じ圧力で胸から叫びだしたのです。
 
そこで私は本当に胸がちぎられそうに痛みを感じ、 
涙を流しながらタッピングしました。

Qどうしてみんなが大好きなのに嫌いなの?

A「お兄ちゃんのこと嫌いって事にしてるから」

これは、3歳くらいの姿をした自分が言った答えです。
その瞬間、大人の私の頭が理解しました。
 
『大好きなお兄ちゃんを、「嫌い」って設定にしてるから、 
他の人を好きになっちゃいけない事になってるんだ!』
 
自分では気づいていなかった「兄が好き」という思いをハッキリと自覚して、 
また涙が止まらなくなりました。

 
兄には子供の頃から恐怖心があり、 
大人になった今では嫌悪感ばかり感じています。
 
ちえさんとの継続セッションで、私のマトリックスにたびたび登場してくる 
キーマンでもあります。

ここからちえさんのセッション内容です。

Qいつから、どうしてお兄ちゃんが嫌いなの?

Aちょっと前から。先にお兄ちゃんが私を嫌いになったから。

Qどうしてお兄ちゃんはあなたを嫌うのかな?

A私がノロマだからだよ。あとバカだからだよ。

Qお兄ちゃんに嫌われると、どんな感じがする?

Aすごくつまんない。一人じゃ何もできないや。
 
「こどく」「無力」「つまらなさ」を、
なぜか足の裏が真っ黒という体感覚で感じました。
 
その足は真っ黒な地面にベッタリくっついていて、足全体が動かないのです。

 
この時タッピングをしたら、不思議なビジョンが横切りました。
 
真っ暗で何もない場所に私は一人で浮かんでいて、
ひとりぼっちだなぁと感じています。 
 
そして、 
「ひとりぼっちで何もできないから、ここに来た(生まれてきた)」 
という一度も考えたことのない考えを、思い出した感じがしました。
 
「ひとりぼっちで何もできないから、ここに来た、なのに…」
せっかく来たのにやはりひとりぼっちだと言うのです。
「ここに来た」の部分で、 
真っ暗な空間から真っ黒な地面に足の裏がベタッとくっつきました。

タッピングが落ち着いて、ちえさんに質問されました。
 
「もしひとりぼっちじゃなかったら何がしたいの?」
 
私はてっきり
「事業をおこす」とか
「大きな物を作る」とかかな?と予想したのに。
 
3歳児の答えに、私は吸った息を吐くのを忘れました。

「ひとりじゃ愛しあえない」

つまらなそうにそう言いました。

じゃあ君は愛し合うためにここに生まれてきたの?
それなのに、お兄ちゃんに嫌われてしまったら、できなくて、つまらないよね。
 
『な〜んだ。ここに来る前とおんなじだ。』と、つまらなかったんだね。

こうして会話している時に、また暗い何もないところのイメージが見えました。
さっきと同じビジョンで、少し違う感覚がしました。
 
真っ暗で何もない空間ではなくて、
全てがある場所だと感じたのです。
全てが当然のようにあり、なにも無いのと同じようにありすぎていたのです。
 
そこに浮かんでいた私は 
『ここはありすぎて、あげたりもらったりすることができない。 
愛を与えたり受け取ったりしてみたい』と考えていました。
 
初めて見る場所で、初めて「思い出す」考えでした。
 
そのままちえさんに伝えるのを一瞬ためらいましたが、 
興奮して言うのをガマンできませんでした。

「愛し合うことを体験しに来たんですね。
いろいろなことを体験しに生まれて来たんですね。」と
ちえさんが声をかけてくれたような気がします。
 
「そうなのか〜
それだけなのか〜
何かを成し遂げるためじゃなくていいのかなぁ〜」
 
と思考がボンヤリ頭をよぎりました。

今度は兄に来てもらって、兄に質問しました。
 
(ちゃんと三歳の私に対して3つ年上の、6歳くらいの兄がイメージされて、 
すごいな潜在意識、と感心しました。)

Qどうして妹さんのこと嫌いなの?

A守りたいのに、守りきれないから。

大人を睨むような表情で、ケンのある言い方でしたが、
それを聞いて私はまた涙が止まらなくなりました。
 
暴力的だった父親と、仕事でほとんど家にいなかった母親、 
兄は一人で私を守ろうとしてくれていたんだ。自分も子どもなのに…。

ちえさんにうながされ、兄に言葉をかけました。
 
「そうだったんだね、守ろうとしてくれてたんだね。
がんばってくれて、ありがとう。
 
守りきれないから、嫌いになったんだね。分かったよ。
守りたいと思ってくれて、ありがとう…」

マトリックスの中の兄は棒のように立ったまま泣いていました。
 
ちえさんに 
「お兄さんに、何かしてほしい事ある?って聞いてみて」 
と言われましたが、
「お母さんに会いに来てほしい」と、 
強い私の希望を反射的に叶えてしまいました。
 
でも、それで良かったようです。
 
母はすぐにひざまづき、兄を抱きしめていました。
母に抱きつきながら、 
子供らしいだだっ子のように泣いている兄を初めて見ました。

「お兄さんに、かけてあげたい言葉はありますか?」と聞かれ、 
やはり強く閃いたのが
 
「お母さんの口から『これからは大人が守ってあげる』と言って欲しい!」 
でした。

抱きしめあいながら泣いたりなだめたりしている2人の親子を、 
祝福しながら見つめていました。
 
そして泣き止んだ兄には、私が生まれて以来できなかったであろう、 
お母さんを独り占めして遊びに行くという楽しみを、 
じゅうぶんに味わってもらいました。

兄は三歳の私のところへ帰ってきて、
「嫌いじゃないよ」
と言いました。
 
私は嬉しくて兄のまわりをピョンピョン飛び跳ねています。
そして私の頭を抱きよせて、なでながら
「好きだよ」
と言いました。
私は子供らしい喜びでいっぱいになり、笑っていました。
この間、5秒くらいだったのに
孤独感や足が動かない感覚がゼロになっていました。
「そんなに早く無くしていいのかい…」と
警戒をおこたらない思考が、ふだんに比べて説得力のない心配をしました。

兄と喜びを分かち合っている、楽しい気持ちを深呼吸で細胞やハート、 
まわりの空間に定着させて、この旅から戻ってきました。

「セッション後に何か変化はありますか?」

旅から帰ってきて、目を開けて、
もう一度当初の悩みである
「仕事に対する恐れ」に変化がありますか?と 
ちえさんに、自分が90分ほど前に言っていた言葉を読み上げられた時

『懐かしいな〜〜。そんなこと言ってたけな〜〜』
まずそう感じました。
 
『ずいぶん思い詰めてたな〜。そんなに重く考えなくてもいいのに。 
クライアントさんの心臓を手術する訳じゃないんだから。大げさだなぁ』
 
そんな自分を茶化すような言葉がぽろっと出ました。
笑ってしまいました。

そしてちえさんからの
 
「仕事と自分が同化してましたね。
仕事や技術と、自分は分けておかないと、否定されるのが怖くて 
仕事ができなくなってしまいますね。」
 
これを聞いて、ノートにしっかり

「仕事・技術・能力」←わけわけ→「存在価値」

とミミズのような字で書きとめました!

素晴らしいセッション、ありがとうございました。
大きな感情を解放して、少しふわふわしています。
きっと明日からの日常生活も、じわじわ変化があると思います。
 
 


Mさん、素晴らしいシェアをありがとうございます♪

本当の私たちは  
個を越えた存在で、全てを持っていて、完全で、満たされているのに
 
でも、だからこそ、 
わざわざいったん分離して、「個」という「分離」の体験をして、 
 
もう一度誰かと愛し合う体験をしに生まれてきたんだと、
私もそう思います^^

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